価格競争激化の中ドロップシッピングは？

yahooショッピングでは13日のボーナスサンデーの売り上げが過去最高だったそうです。
「節約のため、外出を控える“巣ごもり消費”が、ネット通販市場の追い風になっている。」
と記事に書いてありました。

今年の夏はもしものドロップシッピングでも、この“巣ごもり”の追い風で販売も順調で感謝したものですが、
この年末商戦は、まず価格競争があっての“巣ごもり”の追い風のように感じ、私の販売は苦戦しています。

価格で勝負できていないと、ネット販売では話になりません。
で、もしもでは最低販売価格が設定されているので、この価格競争の戦場では厳しさを感じています。

先日たまたま「これは勝負できる！」という商品を見つけました。
それは最低販売価格がすごく低かったのです。
1個あたりの利益よりも数でこなせることを期待して、どこよりも安い価格設定にして
ＰＰＣ広告を出してみました。
商品名ずばりのＰＰＣ広告の価格は高いので、そこは避けました。
広告に価格はしっかり表記しました。
人気商品でも、複合キーワードにすると低い価格でも広告が表示されるのですね。
（ねらっていないところに表示されるというマイナスもありますが）

そうすると予想通り数が売れて、利益はじゅうぶん確保できて、今後にも期待していたのですが
在庫切れとなってしまいました。（あっー、残念）
現在は選手権中なので、特に頻繁に売れ筋品が明らかにされるので
売りやすい商品はすぐに在庫切れになってしまうという構図は仕方ないですね。

変わりの商品でＰＰＣも出していますが、あまり期待できないかな、と思っています。

最近の傾向のように思いますが、アクセス解析をみていると、アクセス数と売り上げは比例しません。
アクセスがかなりあっても、カート落ちがかなりあっても売れない時は売れなくて
その後日、いきなり訪問直後に購入してくださる方が目立ちます。

以前はよく売れていた商品でも、現在価格で勝負できなくなっている商品は、アクセスがあっても売れません。

またページをじっくり見て下さっている方も多いです。

ネットサーフィンをしながら価格調査をしたり、店頭の価格も見てきたりして、購入に至られるのでしょう。

私は家電が好きで、価格を調査したりすることが好きです。
一流メーカーの商品は、もしもの価格では全く勝負になりませんが、
知られていないメーカーでは勝負できるものがあったりします。

しかしホームページをアップした時は最安値でも、
時間の経過とともにドンドン最安値店が出てきて結局勝負になりません。
最低販売価格がなかったら、値段を下げて勝負ができるのに、といつも思ってしまいます。
（今のあまりに激しい競争下では、最低販売価格が下がっても勝負できないものも多いですが）

ＳＥＯで売っているからこそ、利益がうすくても良いといえるのでしょうが、
ＳＥＯで売るには、絶対に価格が勝負になるので、価格で勝負ができない分野は
手を出さない方がいいのかな、とも思います。

秋にある商品群の販売サイトを作ってみました。
グーグルハネムーンのおかげで、現在それぞれの商品名で集客できていますが
楽天などと比べて価格が高いので、まだ1点も売れていません。
そしてちょうどこれから売れるかな、と期待できる商品たちは、一番に在庫切れになっていて…。

AQUASの練習をかねて、かなり時間をかけてページの作成をしました。
写真素材を購入できる「FOTOLIA」からいろいろと画像を購入したり
画像編集に時間をかけたり、私はそういうことが趣味なので
半分趣味の延長で作成したのですが、このサイトは商売には結びつかず、
趣味のページで終わってしまいそうです。

印象深い、雰囲気のあるページは、価格で少しぐらい負けていても
何とかなるかな、と思っていましたが、「何ともならない！」というのが
現在の私の思いです。

もうしばらくは、現在のデフレは続いていきそうです。
新しい年を迎えるにあたって、販売するために狙っていく方向性を練りなおさなければと思っています。